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【2025年最新版】インド入国審査・デリー国際空港「到着ビザ」を体験

【2025年最新版】インド入国審査・デリー国際空港「到着ビザ」を体験

  •  最終更新日: 2025年9月8日
羽田空港展望デッキ

インド・デリーに向けて、羽田空港よりJAL国際便を利用して、インディラ・ガンディー国際空港に到着しました。

日本人がインドに入国するにはビザ取得が必要となります。
観光の場合、到着4日前までにオンラインで手続きする「ETA」または到着の空港にて手続きをする「到着ビザ」のどちらかを選択しますが、今回「到着ビザ(Visa on Arrival)」を試してみました。

デリー国際空港には入国審査ブースがずらりと並んでおり、到着ビザの専用ブースはその一番奥に位置していました。

1) 到着ビザ専用ブースにて、パスポート、搭乗券、入国カード(機内で配布)、到着ビザ申請フォームを提示。
2)カメラに向かって顔写真を撮影
3)パスポート、搭乗券、そして到着ビザ申請フォームの上部に入国スタンプが押印されて返却されます。
4)近くの「到着ビザ支払いカウンター」にて、ビザ料金(カードまたは現金)2,000インドルピーを支払い、手書きの領収書を受け取ります。
5)再度、到着ビザ専用ブースに戻り、パスポート、領収書、申請フォームを提示。申請フォームは入国審査官が保管し、パスポートに正式な入国スタンプが押印されて返されます。
6)これで入国審査が完了し、ブースのゲートが開けられて、無事にインド入国となります。

 JAL039/羽田→デリー便の機内食(ランチ&軽食)
JAL039羽田デリー便の機内食ランチ JAL039羽田デリー便の機内食軽食

JAL便を利用して「到着ビザ」の手続きをしていた日本人は4名だけでした。
事前にオンラインビザを取得していた他の日本人の方々は、他のブースでスムーズに入国手続きを完了し、手荷物受取所へと向かっていました。一方、「到着ビザ」の手続きには20分以上の時間を要してしまい、手荷物受取所に到着すると誰一人として残っておらず、「到着ビザ」の手続きをしていると思われる日本人の荷物だけが一ヶ所に集められていました。

IT大国であるインドですが「到着ビザ」や入国審査の手続きは意外とマニュアル作業が多く、予想外のギャップを感じました。

よくある質問(FAQ)

Q. インドに入国するにはビザが必要ですか?

はい、日本人がインドに入国するにはビザが必要です。観光目的であれば、日本出発前に申請する電子ビザ(e-Visa/ETA)か、到着後に空港で手続きする到着ビザ(VOA)のいずれかを選べます。

Q. 到着ビザ(VOA)の手続きにかかる時間はどのくらいですか?

実際にインド・デリー国際空港での体験では、カウンターでの申請から取得まで約1時間以上かかりました。到着便の混雑状況によってはさらに時間が延びる可能性があるため、乗り継ぎや送迎の予定には余裕を持たせることをおすすめします。

Q. 電子ビザ(e-Visa/ETA)と到着ビザ(VOA)の違いは?

電子ビザ(e-Visa/ETA)は日本出発前にオンラインで申請・認可を受ける方式で、到着時の手続きが比較的スムーズです。到着ビザ(VOA)はインドの空港で申請できますが、実際の体験でも手続き待ち時間が長くかかったため、旅行者にはe-Visa/ETAの取得を推奨します。

※ インド入国に際してビザ取得に関しては変更になる可能性があるため、最新情報については インド政府入国管理局 をご参照ください。

※ インド観光ビザ申請方法について JAL公式サイト が大変参考になりました。
※ ANA公式サイト: インドのビザ情報について

※ 本掲載内容は2023年10月時点のもので、
予告なく変更または更新される場合があります

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