パリの街を理解するうえで、まず立ち止まりたくなる場所がある ...
この日、入館する前に中庭を歩きながら、 建築としてのルーヴルと、そこに流れるパリの空気を感じてみました。
🗓 最終更新日:2025年12月20日
🗓 最終更新日:2025年12月20日
パリを歩いていると、ある瞬間ふと視界が開け、 圧倒的な存在感で現れるのが ルーヴル美術館です。 セーヌ川沿いに広がるこの建築群は、 美術館であると同時に、パリそのものを象徴する風景でもあります。
中庭の中央に立つガラスのピラミッドは、 いまやルーヴル美術館を象徴する存在。 朝の時間帯は人も少なく、 建築そのものの美しさをじっくり味わえます。
ガラスと金属で構成されたピラミッドは、 地下エントランスへと人々を導く役割を担っています。 歴史的建築と近代デザインが共存する点も、 ルーヴルならではの魅力です。
日没後、ライトアップされたピラミッドと中庭は、 昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。 観光客も落ち着き、静かな時間が流れます。
ルーヴルはもともと王宮として使われていた建物。 外観を眺めるだけでも、 フランス王政の歴史を感じ取ることができます。
セーヌ川沿いから見るルーヴルは、 クルーズ船や対岸の散策路からもよく見えます。 川とともに発展してきたパリの姿が重なります。
天候に関係なく多くの人が訪れるルーヴル美術館。 混雑を避けるためにも、 事前に日時指定チケットを用意しておくと安心です。
少し歩くだけで出会えるカルーゼル凱旋門。 ルーヴル美術館が持つ奥行きの深さを感じさせてくれます。
ルーヴル美術館は、作品を見る前から すでに「体験」が始まっています。 外観やピラミッド、中庭を歩くだけでも、 パリという街の歴史と美意識を感じられるはずです。