世界の旅
世界の旅
オルセー美術館(Musée d'Orsay)は、1900年のパリ万国博覧会に合わせて建てられた駅舎(旧オルセー駅)を再利用した美術館です。駅としての役割を終えたのち、1977年にフランス政府が美術館への改装を正式に決定。その後、1986年に開館し、印象派・ポスト印象派を中心とした絵画、彫刻、写真、装飾芸術などを展示する、世界的に評価の高い美術館となりました。館内の大時計やアーチ型の天井など、駅舎の名残を活かした美しい空間も見どころです。
(出典:オルセー美術館公式サイト/外部リンク)
🕰️ オルセー美術館の時計裏(5階)
「オルセー美術館」の中でも特に人気なのが「5階」に位置する、大時計の窓(時計裏)。時計盤とガラス越しにパリのノスタルジックな街並みが眼下に広がり、まるで時を超えて過去と現在が交差するような空間が広がっています。
📸 パリの隠れた名フォトスポット
観光客や写真好きにとっては定番の撮影スポットで、セーヌ川やパリの街並みを借景に逆光を活かしたシルエット写真は印象的な1枚に!
🖼️ 5階から鑑賞するのがおすすめ
この大時計の撮影スポットがある5階には、ゴッホやルノワールなど名だたる画家たちの作品が展示されています。アート鑑賞と写真撮影、どちらも楽しめる贅沢な空間です。
パリ観光の中でも、ひときわ印象的だったのがセーヌ川越しに見る「オルセー美術館」の姿。この日はあいにくの曇り空でしたが、かえってその重厚な建物の美しさが際立ち、まるで19世紀にタイムスリップしたような感覚に。
セーヌ川クルーズに乗れば、エッフェル塔🗼やノートルダム大聖堂など、パリの名所を一度に楽しめますが、オルセー美術館はその中でもひときわフォトジェニックな存在でした。
🚢 かつて駅舎だった勇姿
クルーズ船がセーヌ川を進む中、正面に堂々と現れるのがオルセー美術館。大きな時計台がシンボルのこの建物は、かつて「オルセー駅」として利用されていました。駅舎だったという歴史に思いを馳せながら眺めると、その色褪せることのない重厚な佇まいにひときわ感慨深いものを感じました。
🖼️ 外観ディテール
美術館の外壁にはルイ・ヴィトンの巨大広告が掲出されており、芸術とモードが融合するパリらしさを感じさせてくれました。建物の美しい装飾は細部までこだわりがあり、アールヌーヴォーの優雅なエッセンスが漂っています。
🗼 エッフェル塔と並ぶ絶景
視線を右に移すと、パリの象徴であるエッフェル塔が遠くに見えます。
セーヌ川沿いは歩くだけでも発見の多い場所ですが、船上から見上げることで広がる視界は格別。パリを代表する風景が一度に楽しめるこの場所は、クルーズ体験のハイライトです。
✅ まとめ:セーヌ川から始まるパリ芸術の旅
セーヌ川を散歩しながら、あるいはクルーズ船に揺られながら眺める「オルセー美術館」は、パリ観光の中でも特別な存在。その歴史的背景、美術館としての重み、そしてパリの街並みとの調和が、ここにしかない美しさを生み出しています。
展覧会名:オルセー美術館所蔵 印象派 ― 室内をめぐる物語
• 出展作品数: 約70点(オルセー美術館所蔵)
• 会期予定: 2025年10月25日(土)〜 2026年2月15日(日)
• 開館時間: 9:30〜17:30(金・土曜は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで
• 休館日: 月曜日、11月4日(火)、11月25日(火)、年末年始(12月28日〜1月1日)、1月13日(火)
※ただし、11月3日(月祝)、11月24日(月休)、1月12日(月祝)、2月9日(月)は開館
• 主 催: 国立西洋美術館、オルセー美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
• 公式サイト: https://www.orsay2025.jp
※ 本展は東京会場のみ開催(巡回なし)
オルセー美術館展 いまを生きる歓び
• 出展作品数: ゴッホ《星月夜》やミレー《落ち穂拾い》など約110点
• 会期予定: 2026年11月 〜 2027年3月
• 特記事項: 日本経済新聞創刊150周年事業の一環として開催予定
• 出典: 日本経済新聞
※ 詳細は今後の発表にて随時更新されます
オルセー美術館は 「パリ・ミュージアムパス(Paris Museum Pass)」 の対象施設で、 専用レーン「C1*」 から比較的スムーズに入場できます。さらに、ルーヴル美術館やオランジュリー美術館など有名作品を多く所蔵する他の人気施設にも同パスで入場できるため、短期滞在のパリ旅行者とっては 最強の観光パスと言えるかもしれません。
* C1レーンの対象者:パリ・ミュージアムパス, オルセー美術館・オランジュリー美術館共通チケット, オルセー美術館/ロダン美術館共通チケット, Paris Pass'Lib,時間指定のない入場チケット
パリ・ミュージアムパス(Paris Museum Pass) は、パリ市内および郊外の50以上の美術館や歴史的建造物にスムーズに入場できる便利な観光パスです。訪れる施設が多いほどお得になるので、効率よく名所を巡りたい方には必携のアイテムです。
• 3タイプの有効期間 : 2日間/4日間/6日間
• 美術館の常設展やモニュメントの 入場が無料
• 各施設につき 1回のみ入場可能
• 有効時間は 最初の訪問から時間単位でカウント
使い方も簡単!
ミュージアムパスの紙チケットまたはEチケットを各施設の入口で提示するだけでOK。最初に入場した時点から有効時間がスタートします。
パリ・ミュージアムパス は 公式サイトにてオンライン購入が可能。事前購入しておくことで、現地でのチケット購入の手間や待ち時間を省くことができます。
(出典:パリ・ミュージアムパス公式サイト/外部リンク)
● オルセー美術館やルーヴル美術館などお得に巡りたい方には【パリ・ミュージアムパス】もおすすめです。最新のクチコミもご参照の上でぜひご検討ください
→ 日本語で「パリ・ミュージアムパス」を検索する
※ 本掲載内容は2025年5月時点のもので、
予告なく変更または更新される場合があります
● オルセー美術館公式サイト【英語】から予約方法・チケット購入
→ 入館当日のわずか1時間前に、実際にオンライン購入してみた体験ブログは こちら をご参照ください
● オンラインにて英語でのご予約に不安がある方
→ パリの美術館・観光などを【日本語】で簡単に予約できるトラベルサイトなら Klook の日本語予約ページ をぜひご活用ください
【オルセー美術館】
開館時間: 火・水・金・土・日 09:30〜18:00、木 09:30〜21:45
休館日: 毎週月曜日、5/1、12/25
入場券: オンライン購入 €16 / 窓口購入 €14
※ 木曜日18:00以降の入場: オンライン購入 €12 / 窓口購入 €10
最寄駅: メトロ12号線 Solférino 駅、RER C線 Musée d'Orsay 駅
● 無料開放日:毎月第一日曜日(事前にオンライン予約が必要)
→ 無料開放日に関するブログは こちら をご参照ください
● オルセー美術館公式サイトから【英語】予約方法・チケット購入
→ 入館のわずか1時間前に、実際にオンライン購入してみた体験ブログは こちら をご参照ください
● オンラインにて英語でのご予約に不安がある方
→ パリのアクティビティなど多彩なプランを【日本語】で簡単に予約できる下記のトラベルサイトをぜひご活用ください
- パリのアクティビティを検索する
なお、休館日、入場制限やセキュリティ等のガイドラインが変わる可能性があるため、最新の情報はオルセー美術館公式サイトにてご確認ください。
(出典:オルセー美術館公式サイト/外部リンク)
📅 毎月第1日曜日は、オルセー美術館の無料開放日です。 オンライン予約・購入で通常の入場料 €16 が、この日に限り€0(無料)。 ただし、オルセー美術館公式サイトからオンライン予約(無料チケット取得)が必須です。
⚠️ 適用条件
● 無料WiFi:館内で「Musee_Orsay_Public」に接続すれば、誰でも無料でインターネットをご利用いただけます。
● クローク:コートや手荷物を無料で預けられます(最大56×45×25cm)。貴重品は不可。
● 無料貸出:車椅子、ベビーカー、折りたたみ椅子、杖などを無料で借りられます(身分証の提示が必要です)
● 館内案内図(日本語):公式サイトからダウンロード
※ 本掲載内容は2025年6月時点のもので、
予告なく変更または更新される場合があります
「オルセー美術館」の入場チケットは、オルセー美術館公式サイト から英語またはフランス語でオンラインで購入可能です。大人の入場料はオンライン購入€16/窓口購入€14と、オンライン購入の方がチケット代は高くなりますが、日時の指定ができるので窓口に並ぶ必要がなくてさらに優先レーンから入館できますので時間を有効に使えます。
鑑賞当日でも購入可能なので、パリの街歩きの合間に入館のわずか1時間前にオンラインで購入してみました。予約時に登録したメールアドレス宛に、予約確定内容とバーコード付きチケットが送付されます。
→ パリのアクティビティなどを【日本語】で簡単に予約できるトラベルサイトのご利用をおすすめします。オルセー美術館だけでなく、ルーヴル美術館、オランジュリー美術館、パリミュージアムパスなど様々な入場券をお申し込みいただけます。
オルセー美術館の入口はオンライン購入のチケットで日時指定済みなので手前の「A2(Ticket with time slot)」レーンへ向かいます。わずか数人しか並んでいなかったのですぐ入館できました。
もちろん、予約なしで当日券の購入も可能ですが、窓口はやはり混んでいて入館までに時間がかかりそうな様子でした。
ちなみに、オルセー美術館内での撮影は、フラッシュや自撮り棒などを利用しなければ自由に撮ることができます。
【オルセー美術館への行き方】
開館時間: 火・水・金・土・日 09:30〜18:00、木 09:30〜21:45
休館日: 毎週月曜日
最寄駅: メトロ12号線 Solférino 駅、RER C線 Musée d'Orsay 駅
入場券: オンライン購入 €16 / 窓口購入 €14
なお、休館日、入場制限やセキュリティ等のガイドラインが変わる可能性があるため、最新の情報はオルセー美術館公式サイトにてご確認ください。
(出典:オルセー美術館公式サイト/外部リンク)
※ 本掲載内容は2023年5月時点のもので、
予告なく変更または更新される場合があります
「オルセー美術館」は印象派絵画の宝庫。ルノワール、セザンヌ、モネ、ミレー、シスレー、ゴッホ、ゴーギャンなど世界的に有名な巨匠たちの作品も数多く所蔵 ... 続きを読む