- June 25, 2021
先日、熊本独自の品種としてあげられる肥後六花の一つ「肥後花菖蒲」が見頃でした。
菖蒲の写真を撮っていると、近くにいたご夫婦から「今、白いスッポンがいるのでここを撮った方が良い!」と。
確かに、スッポンが顔を出していました!
お二人は時折訪れるこの公園で白スッポンをなかなか見つけられず、その日はなんでも2年ぶりに見つけた喜びを高揚気味に話されていました。
帰り際に券売所の掲示板を見ると、確かに白スッポンの紹介が。
「あなたはみつけられるかな」→「みつけられたらきっといいことあるよ!」
みなさまにも、良いことがありますように。
【水前寺成趣園】概要
『 寛永9年(1632)、細川忠利公は加藤家の改易により肥後細川家はじめての熊本藩主となります。小倉からの国替えに際して、熊本城東南の湧水池に豊前(大分県中津市)羅漢寺から熊本に来ていた住職・玄宅のために、一寺を設けて「水前寺」と号します。また、同池に数寄屋風の御茶屋を建て「水前寺御茶屋」と呼ばれるようになります。これが水前寺成趣園の始まりです。
その後、二代熊本藩主光尚公、三代綱利公の三代にわたり作庭が行われ1671年に現在とほぼ同じ規模の庭園ができあがり、陶淵明の詩に由来する「成趣園」と名づけられます。阿蘇の伏流水の泉水を中心とする回遊式庭園で、昭和4年(1929)に国の名勝・史跡に指定されています。
* 面積 約73,000m2(池の面積 約11,000m2)
* 松の木の本数 約230本
* 桜の木の本数 約160本
* 梅の木の本数 約140本 』
(出典:水前寺成趣園入口 解説板)
熊本市電「水前寺公園」電停 〜「水前寺成趣園」徒歩約4分