- August 06, 2023

ビンタン島がシンガポールではなく、インドネシア諸島の一つであることは意外と知られていないかもしれません。

この島はシンガポール空港近くのタナメラフェリーターミナルから高速フェリーでわずか約1時間の人気ビーチリゾートです。


人気の観光デスティネーションとして常に上位にあがるバリ島と同様に、ビンタン島にはバンヤンツリーホテル&リゾートやマリオットグループのインターナショナルホテルチェーンなど高級リゾートホテルも軒を連ね、グランピングが楽しめる宿泊施設なども完備しています。



その中でも、ホテルのコンセプトが世界的にも珍しい、100年以上前に製造された客船を改装した「シップホテル」はイチオシ。クルーズ船に宿泊するような体験とともに、当時の救命ボートやエンジンルーム、タイタニック号を彷彿とさせる甲板など宿泊者だけが共有できる船内ツアーも人気です。

もちろん、宿泊に加えて、スパ、ゴルフ、サファリパーク、マングローブボートツアー、マリーンスポーツなどアクティビティも充実しています。

ビンタン島は真っ白なビーチとともに豊かな自然にも恵まれており、ゆったりとした時間の流れとともに、ミーティング、ウェディング、フォトウェディングなど各種イベントにも最適なベニューも整っています。


ハネムーナー向けに、ホテルによってはスペシャルデコレーションなど工夫を凝らしたサービスをご用意。また、一部のプールヴィラではバリ島でも大人気のフローティングブレックファーストも対応可能です。

さて、長らく手付かずのままだったビンタン島の開発は、シンガポール政府とインドネシア有数の財閥系企業がタッグを組んだことにより始まりました。

現在はビジネス・観光・イベント・不動産管理などリゾート開発と地域密着型マーケティングを一手に担う会社「PT. Bintan Resort Cakrawala (BRC)」がシンガポールにオフィスを構え、ビンタンの名を冠して「Bintan Resorts」としてブランディングから地域振興施策まで統括。コロナ以前は「シンガポール+ビンタン島」のコンビネーションで日本から数多くの修学旅行生の受入れ実績もあるようです。

世界的に有名なバリ島とビンタン島との大きな違いは旅行者数と交通量です。バリ島は日本を含めて世界各国からのフライトがある一方で、ビンタン島へはシンガポールからのフェリー便となるので入島できる人数も限られます。そのため、ビンタン島は交通渋滞とも全く無縁で、道路に信号を設置する必要がないほど車両が少ないのです。

インドネシアにて、日常の喧騒とはかけ離れたのんびりしたリゾートステイを満喫するのに「ビンタン島」がぴったりかもしれません。
【ビンタン島への行き方】
シンガポール・タナメラ フェリーターミナル(Tana Merah Ferry Terminal)〜 ビンタン島まで、高速フェリーで約1時間
チケット手配: ビンタンリゾートフェリー公式サイト(www.brf.com.sg)からオンライン購入がおすすめです
※ 掲載の内容は2023年7月時点もので、現在は変更になっている場合があります
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ドゥロス・フォス・ザ・シップホテル
Vol. 1 〜 7






