- August 14, 2023
観光のみならず、ファッションやアートで常に話題性の高いパリ。アフターコロナで数年ぶりにこの街を訪れた際、かつてのイメージとはまったく異なる、ホスピタリティーに溢れた新しい姿に変わっていました。
あくまで個人的な印象ではありますが、パリはコロナ禍を乗り越え、サービス業における意識改革を進めたのかもしれません。
【プチホテル】早朝からヨーロッパ内フライト移動のため、チェックイン時刻よりも早くホテルに着いて荷物だけを預けようと立ち寄ると...
フロントの方が「確保していた部屋の清掃がまだ終わっていないので、すぐに用意できる部屋でタイプが変わるけれども」と、早めのチェックインを快く受け入れてくれました。
その後も、フロントスタッフは「部屋は大丈夫? 何か困ったことがあったら遠慮せずにおっしゃってください!」と常に気配りの言葉をかけてくれてちょっとびっくり。
【パリの街並み】コロナ禍で、ハワイなど人気のリゾート地に「美しい海が戻った」などのニュースを目にする機会が多くありましたが、パリの街でも同じようなことを実感。
以前、パリの通りと言えば、その華やかなイメージとは違って犬のフンなど足元を気にして歩くこともありましたが、今回はそんなことをすっかり忘れるほど通りは清掃が行き届いており、パリ本来の美しい街並みを満喫できました。
【SNCFモンパルナス駅】暗いイメージもなくなって、駅構内の表示もわかりやすく、お洒落なカフェやショップも揃って明るく居心地良い空間に。
【空港バス】パリ・オペラ座前からシャルル・ド・ゴール空港行きバスに乗るため、バス停前の券売機で切符購入を試みるも大苦戦。
バスが到着して、長蛇の列の乗客がどんどん乗り込んでいるので、しかたなく車内で現金払いのつもりで運転手さんに聞いてみると...
「現金は受け付けていないんだよ」
「VISA か MasterCard をもっているか?」
「そのカードをここにかざして」
「OK. これで完了! 簡単だろ!」
と、笑顔で丁寧に対応してくれました。
2024年のパリ五輪開催への準備も影響しているのかもしれませんが、新しいホスピタリティー体験ができ、パリの新たな魅力を発見する旅となりました。